客観的に物事をとらえることで科学や医学が発達し最終的に文明が発展します。文明が発展すると人々の暮らしは楽になり生活が豊かになっていきます。
電化製品や自動車に電車、パソコンにスマホ。どれも現代を生きていく上で無くてはならない必需品です。しかし、そのような進んだ文明の先に人々の幸福が存在するのかといえば、実はそうではないことが多いような気がします。
経済大国でありながら「世界幸福度ランキング」では53位の日本がそれを示しているのではないでしょうか。
では、人の幸福を握るカギはどこにあるのか。お金? マイホーム? 家族? 仕事?
いいえすべて違います。答えは客観ではない主観の中にあるのです。だってそうでしょ、人の人生とは、その人が「オギャー」と生まれて死んでいくまでにその人が感じ取っていくまさに主観の世界な訳ですから。
物事を主観で捉えて展開してこそ人生の幸福へと辿り着けるのです。
その主観を説いた教えが仏法です。
しかし残念なことに人々は現代教育が普及した為に客観でしか認識できない癖が身についてしまい、主観で説かれている仏法の大事な教えすら客観で展開してしまっているのです。